危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.005

乙4 過去問 性質・消火 No.005 ― ジエチルエーテルの性状について誤っているものはどれか…

問題文

ジエチルエーテルの性状について、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 引火点が-45℃と非常に低く、引火しやすい液体である。
  2. 蒸気には麻酔性があり、空気より重いため低所に滞留しやすい。
  3. 水にはわずかに溶け、アルコールにはよく溶ける。
  4. 燃焼範囲は非常に狭いが、日光に当たると過酸化物を生成し爆発の危険がある。
  5. 静電気が発生しやすいため、取り扱い時の流動や攪拌には注意が必要である。

解答・解説

正解: 4

誤りは「燃焼範囲が非常に狭い」とした選択肢です。ジエチルエーテルの燃焼範囲は1.9〜48vol%と非常に広いのが大きな特徴です。引火点は−45℃と極めて低く、蒸気には麻酔性があり低所に滞留します。日光に当たると爆発性の過酸化物を生成するため冷暗所保存が必要です。

関連論点

特殊引火物
【ポイント】 特殊引火物は「発火点100℃以下、または引火点−20℃以下かつ沸点40℃以下」の物質。代表4種の個別性質と保存方法の違いを正確に覚えることが核心。 【よく問われること】 ・二硫化炭素:発火点90℃(第4類で最低)、引火点−30℃、非水溶性、液比重1.26、水没保存、燃焼で二酸化硫黄(有毒)発生 ・ジエチルエーテル:引火点−45℃、燃焼範囲1.9〜48vol%(非常に広い)、日光で爆発性の過酸化物生成→冷暗所保存、麻酔性あり ・アセトアルデヒド:引火点−39℃、沸点20℃、水溶性、分解でメタン+一酸化炭素(CO₂は誤り) ・酸化プロピレン:引火点−37℃、水溶性、銅・銀・マグネシウム製容器は使用不可 【数値・例外】 ・水没保存:二硫化炭素のみ(ジエチルエーテルは液比重0.71で水に浮く) ・水溶性:アセトアルデヒド・酸化プロピレン 非水溶性:二硫化炭素・ジエチルエーテル ・指定数量:一律50L

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