危険物取扱者 乙種第4類 / 法令 / 問題 No.052

乙4 過去問 法令 No.052 ― 法令上火災を予防するために予防規程を定め市町村長等の認可…

問題文

法令上、火災を予防するために予防規程を定め、市町村長等の認可を受けなければならない製造所等の基準について、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. すべての製造所等の所有者等は、指定数量に関わらず、予防規程を定めなければならない。
  2. 給油取扱所は、指定数量の倍数に関わらず、予防規程を定めなければならない。
  3. 移送取扱所は、指定数量の倍数に関わらず、予防規程を定めなければならない。
  4. 屋外貯蔵所は、指定数量の倍数が100以上の場合に、予防規程を定めなければならない。
  5. 屋外タンク貯蔵所は、指定数量の倍数が200以上の場合に、予防規程を定めなければならない。

解答・解説

正解: 1

予防規程が必要な施設は、製造所・一般取扱所は指定数量10倍以上、屋内貯蔵所・屋外タンク貯蔵所は150倍以上、屋外貯蔵所は100倍以上、給油取扱所と移送取扱所は倍数に関わらず必要です。

関連論点

製造所・一般取扱所
【ポイント】 製造所と一般取扱所は保安距離・保有空地ともに必要な基本施設。予防規程・定期点検・危険物施設保安員の倍数基準(10倍・100倍)と、禁止構造(地階・直火加熱)を整理する。 【よく問われること】 ・保安距離・保有空地:両方必要 ・予防規程が必要:指定数量10倍以上 ・定期点検が必要:指定数量100倍以上(または地下タンクを有する場合は無条件) ・危険物施設保安員が必要:指定数量100倍以上 ・製造所の構造:地階禁止、直火加熱設備禁止、可燃性蒸気は高所排出 【数値・例外】 ・一般取扱所も製造所と同じ倍数基準(10倍・100倍)が適用される ・保安監督者:甲・乙種で6か月以上の実務経験者(丙種は不可)

ひっかけパターン解説

手続き・制度の混同
【どう騙されるか】 制度の条件や手続きの適用範囲をこっそり変える。「どの施設に」「どんな条件で」適用されるかを正確に覚えていないと見抜けない。 【含まれるパターン】 ・手続き種別のすり替え:燃焼範囲の下限界について「値が高いほど危険」「上限界が低いほど安全」と論理を逆転させる。不完全燃焼の生成物を「CO₂」にすり替える(正しくはCO=一酸化炭素)。 ・保有空地の要否ひっかけ:「保安距離・保有空地ともに不要な施設」の組み合わせを問う問題で、簡易タンク(屋外設置の場合は保有空地が必要)や屋内貯蔵所(保有空地必要)を混入させる。 ・免状書換えの条件ミス:書換えが必要な変更を「住所変更」に拡大する(正しくは氏名・本籍地の都道府県のみ)。新規交付申請先に「居住地の知事」を追加する(正しくは試験を受けた都道府県知事のみ)。 ・予防規程の作成義務:「すべての製造所等に予防規程が必要」とする全称命題の嘘。作成義務がない施設(屋内タンク・移動タンク・地下タンクなど)も含めてくる。 【見破り方】 ・保安距離・保有空地が両方不要な施設は「屋内タンク・地下タンク・移動タンク」の3つをセットで覚える(簡易タンクは屋外設置の場合は保有空地が必要)。 ・免状の書換えが必要なのは「氏名」と「本籍地の都道府県」の2つだけ。住所(居住地)は不要と断言できるようにしておく。 ・不完全燃焼でできるのは「CO(一酸化炭素)」。CO₂(二酸化炭素)が出てきたら完全燃焼の選択肢。

O-PASS で学習を続ける

危険物取扱者 乙種第4類の精選350問を、解説・論点タグ付きで無料演習できます。 間違えた問題だけを繰り返す復習モードで、最短合格を目指しましょう。

無料で学習を始める