危険物取扱者 乙種第4類 / 法令 / 問題 No.076

乙4 過去問 法令 No.076 ― 法令上危険物保安監督者の選任に係る資格要件等について誤っ…

問題文

法令上、危険物保安監督者の選任に係る資格要件等について、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 危険物保安監督者は、甲種危険物取扱者又は乙種危険物取扱者のうちから選任しなければならない。
  2. 危険物保安監督者に選任されるためには、危険物取扱いの実務経験が6ヶ月以上必要である。
  3. 丙種危険物取扱者は、6ヶ月以上の危険物取扱いの実務経験を有していても、危険物保安監督者に選任されることはできない。
  4. 丙種危険物取扱者は、ガソリンや灯油など特定の危険物についての取扱いが認められているため、それらの危険物を取り扱う施設において6ヶ月以上の実務経験があれば、例外的に当該施設の危険物保安監督者に選任されることができる。
  5. 乙種危険物取扱者を危険物保安監督者に選任する場合、その者が取り扱うことができる類の危険物についてのみ、保安の監督をさせることができる。

解答・解説

正解: 4

危険物保安監督者になれるのは甲種または乙種の危険物取扱者で、6か月以上の実務経験がある人です。丙種ではなれません。免状の種類に応じた危険物の監督のみ行えます。

関連論点

危険物取扱者の権限・標識・その他
【ポイント】 甲・乙・丙種の権限の違い、標識・掲示板の規格・記載事項、免状の申請先を整理する。丙種は「立会い不可・保安監督者不可」が最大の制限。 【よく問われること】 ・甲種:全類の取扱い・立会いが可能 ・乙種:免状の類のみ取扱い・立会いが可能 ・丙種:特定の第4類のみ可能、立会い不可、保安監督者不可 ・標識の規格:幅0.3m以上・長さ0.6m以上 ・移動タンクの標識:黒地に黄色で「危」、0.3m平方以上0.4m平方以下 ・掲示板の記載:類・品名・最大数量・倍数(消火方法の記載義務なし) ・第4類の掲示板:「火気厳禁」(赤地に白文字) 【数値・例外】 ・新規交付申請先:試験を受けた都道府県知事のみ ・書換え申請先:交付・居住地・勤務地の知事のいずれでも可 ・再交付申請先:交付または書換えした都道府県知事のみ ・亡失免状の発見時:10日以内に再交付知事へ提出

ひっかけパターン解説

主語・権限のすり替え
【どう騙されるか】 「誰が」「何を対象に」という部分をこっそり入れ替える。手続きの内容は正しくても権限者や対象物質が違う、というパターンが多い。法令問題で最も出題頻度が高いグループ。 【含まれるパターン】 ・主語・目的語のすり替え:蒸気比重の基準を「空気」ではなく「水」とする。蒸気比重>1なのに「空気より軽く高所に滞留する」と逆転させる。 ・水溶性・非水溶性の逆転:計算問題でアセトン・グリセリン・酢酸などの水溶性物質を「非水溶性」として指定数量を誤認させる(例:アセトンを200Lと計算させる→正解は400L)。 ・許可・承認・届出のすり替え:予防規程の「認可」を「届出」や「許可」に変える。保安監督者の選任解任(届出)を「許可」や「認可」に変える。 ・仮貯蔵の承認権者ミス:仮貯蔵の承認者は「消防長・消防署長」なのに「市町村長等」にすり替える。仮使用(工事中の部分使用)の承認者「市町村長等」との混同を狙う。 ・丙種の権限オーバー:丙種が第4類すべてを扱えると拡大する(正しくは特定物質のみ)。丙種が保安監督者になれると誤認させる。 ・立会い権限の拡大:乙種の立会いで全類の危険物が扱えると誤認させる(正しくは免状の類のみ)。 【見破り方】 ・仮貯蔵と仮使用は「セット暗記」で対策。仮貯蔵=消防長・消防署長、仮使用=市町村長等と決め打ちで覚える。 ・計算問題でアセトン・グリセリン・ピリジン・エチレングリコール・酢酸が登場したら「これは水溶性か」を必ず確認する(水溶性の指定数量は非水溶性の2倍)。 ・丙種は「第4類の一部のみ・立会い不可・保安監督者不可」の3点禁止を常に思い出す。

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