危険物取扱者 乙種第4類 / 法令 / 問題 No.150

乙4 過去問 法令 No.150 ― 法令上製造所等における学校等からの「保安距離」の確保及び…

問題文

法令上、製造所等における学校等からの「保安距離」の確保、及び周囲への「保有空地」の確保の要否に関する組合せとして、正しいものはどれか。

選択肢

  1. 屋内タンク貯蔵所 ―― 保安距離:必要 / 保有空地:不要
  2. 地下タンク貯蔵所 ―― 保安距離:不要 / 保有空地:必要
  3. 移動タンク貯蔵所 ―― 保安距離:不要 / 保有空地:不要
  4. 屋外貯蔵所 ―― 保安距離:不要 / 保有空地:必要
  5. 給油取扱所 ―― 保安距離:不要 / 保有空地:必要

解答・解説

正解: 3

移動タンク貯蔵所は保安距離・保有空地ともに不要です。ただし乙種以上の危険物取扱者の乗車義務があり、定期点検も必要です。標識は黒地に黄色で「危」と表示します。

関連論点

製造所・一般取扱所
【ポイント】 製造所と一般取扱所は保安距離・保有空地ともに必要な基本施設。予防規程・定期点検・危険物施設保安員の倍数基準(10倍・100倍)と、禁止構造(地階・直火加熱)を整理する。 【よく問われること】 ・保安距離・保有空地:両方必要 ・予防規程が必要:指定数量10倍以上 ・定期点検が必要:指定数量100倍以上(または地下タンクを有する場合は無条件) ・危険物施設保安員が必要:指定数量100倍以上 ・製造所の構造:地階禁止、直火加熱設備禁止、可燃性蒸気は高所排出 【数値・例外】 ・一般取扱所も製造所と同じ倍数基準(10倍・100倍)が適用される ・保安監督者:甲・乙種で6か月以上の実務経験者(丙種は不可)

ひっかけパターン解説

手続き・制度の混同
【どう騙されるか】 制度の条件や手続きの適用範囲をこっそり変える。「どの施設に」「どんな条件で」適用されるかを正確に覚えていないと見抜けない。 【含まれるパターン】 ・手続き種別のすり替え:燃焼範囲の下限界について「値が高いほど危険」「上限界が低いほど安全」と論理を逆転させる。不完全燃焼の生成物を「CO₂」にすり替える(正しくはCO=一酸化炭素)。 ・保有空地の要否ひっかけ:「保安距離・保有空地ともに不要な施設」の組み合わせを問う問題で、簡易タンク(屋外設置の場合は保有空地が必要)や屋内貯蔵所(保有空地必要)を混入させる。 ・免状書換えの条件ミス:書換えが必要な変更を「住所変更」に拡大する(正しくは氏名・本籍地の都道府県のみ)。新規交付申請先に「居住地の知事」を追加する(正しくは試験を受けた都道府県知事のみ)。 ・予防規程の作成義務:「すべての製造所等に予防規程が必要」とする全称命題の嘘。作成義務がない施設(屋内タンク・移動タンク・地下タンクなど)も含めてくる。 【見破り方】 ・保安距離・保有空地が両方不要な施設は「屋内タンク・地下タンク・移動タンク」の3つをセットで覚える(簡易タンクは屋外設置の場合は保有空地が必要)。 ・免状の書換えが必要なのは「氏名」と「本籍地の都道府県」の2つだけ。住所(居住地)は不要と断言できるようにしておく。 ・不完全燃焼でできるのは「CO(一酸化炭素)」。CO₂(二酸化炭素)が出てきたら完全燃焼の選択肢。

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