危険物取扱者 乙種第4類 / 基礎物理化学 / 問題 No.018
乙4 過去問 基礎物理化学 No.018 ― 金属のイオン化傾向と腐食・防食に関する記述として正しいもの…
問題文
金属のイオン化傾向と腐食・防食に関する記述として、正しいものはどれか。
選択肢
- イオン化傾向の大きい金属ほど、電子を受け取って陽イオンになりにくく、酸化されにくい性質を持つ。
- 異なる2つの金属を電解質溶液中で接触させると、イオン化傾向の小さい金属が優先的に腐食(酸化)される。
- 地中に埋設された鋼製配管(主成分:鉄)の電気化学的な腐食を防ぐため、配管に鉄よりもイオン化傾向の小さい銅を接続した。
- 鉄に亜鉛をめっきしたトタンは、表面に傷がついても、鉄よりイオン化傾向が大きい亜鉛が先に腐食するため、鉄の腐食を防ぐ効果がある。
- 金や銀はイオン化傾向が極めて大きいため、自然界では単体として存在せず、常に化合物として存在する。
解答・解説
正解: 4
鉄よりイオン化傾向が大きい亜鉛を接触させると、亜鉛が先にさびて鉄を守ります。これを「犠牲防食」といいます。船の底や橋の鉄骨に亜鉛板をつけるのがその例です。イオン化傾向が大きい=さびやすい(酸化されやすい)と覚えてください。
関連論点
気体の法則・化学計算
【ポイント】
気体の法則は「絶対温度(K)を使う」が最大のポイント。化学反応式はモル比=体積比で考え、酸化還元・酸塩基・イオン化傾向の定義を正確に覚えることが核心。
【よく問われること】
・ボイルの法則:温度一定で圧力×体積=一定(圧力2倍→体積半分)
・シャルルの法則:圧力一定で体積は絶対温度に比例
・絶対温度(K)=℃+273(0℃=273K、100℃=373K)
・酸化=酸素を得る・電子を失う/還元はその逆
・イオン化傾向が大きい金属ほど酸化されやすい(さびやすい)
・犠牲防食:鉄に亜鉛を接触させて鉄のさびを防ぐ
・中和反応:酸+塩基→水+塩(えん)
【数値・例外】
・標準状態(0℃・1気圧)で気体1モル=22.4L
・プロパン完全燃焼:C₃H₈+5O₂→3CO₂+4H₂O
・水は4℃のとき密度が最大(氷が水に浮く理由)
・水の電気分解の体積比:水素:酸素=2:1
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