危険物取扱者 乙種第4類 / 基礎物理化学 / 問題 No.024

乙4 過去問 基礎物理化学 No.024 ― 静電気の発生メカニズムに関する記述として正しいものはどれか…

問題文

静電気の発生メカニズムに関する記述として、正しいものはどれか。

選択肢

  1. 静電気は、物質同士の摩擦などによって物質内の陽子が移動し、一方が正に、他方が負に帯電することによって発生する。
  2. 静電気は、絶縁された2つの物質が接触して離れる際などに、物質内の電子が移動することによって帯電する現象である。
  3. 物体間で電荷のやり取りがあった場合、移動した電荷は熱エネルギーに変わるため、電気量の総和は減少する。
  4. ガソリンなどの電気の良導体は、パイプ内を流動する際に静電気が発生しやすく、蓄積されやすい。
  5. 金属のような電気の不導体を互いに摩擦すると、静電気が大量に発生し、蓄積される。

解答・解説

正解: 2

静電気は摩擦などで電子が移動することで発生します。電気を通しにくい(不良導体・絶縁体)物質は電子が逃げにくく静電気が蓄積します。ガソリンや灯油は不良導体なので静電気が溜まりやすいです。接地(アース)すると電子が逃げて帯電を防げます。

関連論点

静電気・接地
【ポイント】 静電気は電気を通しにくい不良導体(絶縁体)ほど蓄積しやすい。ガソリン・灯油などの第4類危険物は不良導体のため静電気が溜まりやすく、放電火花が点火源になる。接地(アース)が最も基本的な対策。 【よく問われること】 ・不良導体(絶縁体)ほど静電気が蓄積しやすい(良導体の金属ではなくガソリンや合成繊維が危険) ・静電気対策:接地(アース)・湿度を高く保つ・流速を遅くする・綿素材の作業服を着用 ・静電誘導:帯電体を近づけると接触なしに電荷が誘起される 【数値・例外】 ・合成繊維の作業服は静電気を蓄積しやすく危険→綿素材を使用 ・湿度が低いと静電気が蓄積しやすい(湿度を上げることが有効な対策) ・配管内の流速を速くすると静電気発生が増加するため、流速を遅くすることが重要

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