危険物取扱者 乙種第4類 / 基礎物理化学 / 問題 No.028
乙4 過去問 基礎物理化学 No.028 ― 粉じん爆発に関する記述として誤っているものはどれか…
問題文
粉じん爆発に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 可燃性の固体の微粉末が空気中に一定の濃度で浮遊しているときに、点火源を与えられると爆発を起こす現象である。
- アルミニウム粉やプラスチック粉、小麦粉などは、条件が揃えば粉じん爆発を起こす危険がある。
- 粉じん爆発は、一般に可燃性ガスの爆発に比べて着火に必要なエネルギーが大きいため、着火しにくい。
- 有機化合物の粉じん爆発では、粉末内部まで酸素が十分に供給されて完全燃焼するため、無毒な二酸化炭素が主に発生する。
- 最初の爆発による爆風で周囲に堆積していた粉じんが舞い上がり、さらに大規模な二次爆発を引き起こす危険性がある。
解答・解説
正解: 4
粉じん爆発は、可燃性の粉が空気中に舞い上がって爆発する現象です。粒子が細かいほど表面積が大きくなり爆発しやすくなります。小麦粉・アルミ粉・石炭粉などが例です。通常の火災より爆発力が大きく、二次爆発も起きやすいです。
関連論点
自然発火・粉じん爆発
【ポイント】
自然発火は「発熱が放熱を上回り、熱が蓄積して発火点に達する現象」。発熱の原因(酸化熱・分解熱・吸着熱など)の区別も出題される。粉じん爆発は粒子が細かいほど危険性が高い。
【よく問われること】
・自然発火の発熱機構:酸化熱(石炭・ゴム粉)・分解熱(ニトロセルロース・セルロイド)・吸着熱(活性炭・木炭)・発酵熱・重合熱
・熱が外に逃げにくい状態(積み重ね・断熱環境)で自然発火が起きやすい
・粉じん爆発:可燃性粉じんが空気中に浮遊し点火源で爆発(小麦粉・アルミ粉・石炭粉など)
・粉じんは粒子が細かいほど表面積が大きく爆発しやすい
【数値・例外】
・粉じん爆発では不完全燃焼で一酸化炭素(CO)が発生
・二次爆発(最初の爆発で堆積粉が舞い上がり再爆発)に注意
・閉鎖空間(サイロ・坑道)で発生しやすい
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