危険物取扱者 乙種第4類 / 基礎物理化学 / 問題 No.057

乙4 過去問 基礎物理化学 No.057 ― 可燃性ガスと空気の混合気体における燃焼範囲(爆発範囲)に関す…

問題文

可燃性ガスと空気の混合気体における燃焼範囲(爆発範囲)に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 燃焼範囲とは、可燃性ガスが空気と混合して燃焼可能な濃度範囲のことをいう。
  2. 燃焼範囲は可燃性ガスの種類によって異なり、それぞれの物質に固有の下限界と上限界がある。
  3. 同じ可燃性ガスであっても、周囲の温度が高くなると燃焼範囲は狭くなり、引火の危険性は低下する。
  4. 同じ可燃性ガスであっても、周囲の圧力が低くなると燃焼範囲は狭くなり、圧力条件によっては着火しなくなることがある。
  5. 一般に、燃焼下限界の値が低く、燃焼上限界との幅が広い物質ほど、引火や爆発の危険性が大きい。

解答・解説

正解: 3

燃焼範囲は温度が高くなるほど広くなります。つまり温度が上がるほど引火・爆発の危険性は増します。また圧力が高くなっても燃焼範囲は広くなります。

関連論点

燃焼の基礎と形式
【ポイント】 燃焼とは「熱と光を伴う急激な酸化反応」であり、可燃物・酸素供給源・点火源の三要素が同時に揃って初めて起きる。消火はこの三要素のどれかを取り除くことで実現する。 【よく問われること】 ・燃焼は「酸化反応」(分解反応は誤り) ・燃焼範囲は「下限界が低いほど」「幅が広いほど」危険性が大きい ・燃焼形式の区別:液体=蒸発燃焼/木や紙=分解燃焼/コークス・木炭=表面燃焼/第5類=内部(自己)燃焼 ・第5類は分子内に酸素を含むため外部の酸素なしに燃焼でき、窒息消火は無効 【数値・例外】 ・ジエチルエーテルの燃焼範囲:1.9〜48vol%(幅が非常に広く危険) ・ガソリンの燃焼範囲:1.4〜7.6vol% ・不完全燃焼で発生するのは一酸化炭素(CO)/完全燃焼では二酸化炭素(CO₂) ・上限界が「高い」ほど燃焼範囲が広くなり危険(「上限界が高いと安全」は誤り)

O-PASS で学習を続ける

危険物取扱者 乙種第4類の精選350問を、解説・論点タグ付きで無料演習できます。 間違えた問題だけを繰り返す復習モードで、最短合格を目指しましょう。

無料で学習を始める