危険物取扱者 乙種第4類 / 基礎物理化学 / 問題 No.084
乙4 過去問 基礎物理化学 No.084 ― 引火点発火点及び燃焼点の定義や一般的傾向に関する記述として…
問題文
引火点、発火点及び燃焼点の定義や一般的傾向に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 引火点とは、可燃性液体から発生する蒸気に火源を近づけたときに引火する最低の液温をいう。
- 発火点とは、火源がなくても、加熱された物質が自ら発熱し燃焼を開始する最低の温度をいう。
- 燃焼点とは、点火源を取り去っても燃焼が継続する最低の温度であり、一般に引火点よりも数度高い温度を示す。
- すべての可燃性液体において、発火点は引火点よりもはるかに高い数百℃の温度を示すため、常温付近で自然発火する危険性はない。
- 引火点が常温より低い物質であっても、液温が発火点に達していなければ、火源を近づけない限り発火することはない。
解答・解説
正解: 4
一般に発火点は引火点より高いですが、物質によっては両者の差が小さいものもあります。「すべての物質でるかに高い」とは言えません。二硫化炭素のように発火点(90℃)と引火点(−30℃)の差が大きいものもあります。
関連論点
引火点・発火点・燃焼点
【ポイント】
同じ物質では必ず「引火点<燃焼点<発火点」の順になる。三つの定義を混同しないことが最重要。
【よく問われること】
・引火点:外部の火源で一時的に燃える最低液温
・燃焼点:火源を取り去っても燃え続ける最低温度(引火点より数℃高い)
・発火点:火源なしで自ら発火する最低温度(引火点より必ず高い)
【数値・例外】
・二硫化炭素の発火点:90℃(第4類で最低)
・二硫化炭素の引火点:−30℃
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