危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.003

乙4 過去問 性質・消火 No.003 ― メタノールとエタノールの性状の比較に関する記述として誤って…

問題文

メタノールとエタノールの性状の比較に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. どちらも水に任意の割合で溶け合う水溶性の液体である。
  2. 酸化すると、メタノールはアセトアルデヒドになり、エタノールはホルムアルデヒドになる。
  3. メタノールには毒性があり、燃焼時の炎が淡青色で見えにくい特徴がある。
  4. どちらも蒸気比重は1より大きく、発生する蒸気は空気より重い。
  5. 火災時には、ともに水溶性液体用泡消火剤(耐アルコール泡)が有効である。

解答・解説

正解: 2

誤りは「メタノールはアセトアルデヒドに、エタノールはホルムアルデヒドになる」とした選択肢です。逆です。メタノール→ホルムアルデヒド、エタノール→アセトアルデヒドが正しいです。両者とも水溶性で蒸気は空気より重く、火災には耐アルコール泡が有効です。メタノールには毒性があります。

関連論点

アルコール類
【ポイント】 アルコール類は「炭素数1〜3の飽和一価アルコール」で、すべて水溶性のため通常の泡消火剤は使えない。耐アルコール泡(水溶性液体用泡消火剤)が必須。メタノールの毒性とエタノールとの混同が頻出。 【よく問われること】 ・メタノール:引火点11℃、強毒性(失明・死亡)、酸化するとホルムアルデヒド→ギ酸 ・エタノール:引火点13℃、酸化するとアセトアルデヒド→酢酸 ・2-プロパノール(イソプロパノール):引火点12℃、消毒用アルコールとして使用 ・すべて水溶性→通常の泡は使えない、耐アルコール泡を使用 ・二酸化炭素・粉末・ハロゲン化物消火剤も使用可 【数値・例外】 ・指定数量:400L(第1石油類水溶性と同じ) ・メタノールが酸化→ホルムアルデヒド、エタノールが酸化→アセトアルデヒド(逆は誤り) ・炭素数4以上のアルコールはアルコール類に分類されない(例:ブタノールは第2石油類)

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