危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.011
乙4 過去問 性質・消火 No.011 ― 第3石油類であるグリセリンの性状に関する記述として誤ってい…
問題文
第3石油類であるグリセリンの性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 第3石油類の水溶性液体であり、水やエタノールによく溶ける。
- 特有の芳香を有する黄色の液体であり、ベンゼンなどの有機溶剤によく溶ける。
- 吸湿性が強く、液体の粘度が非常に高いのが特徴である。
- 液比重は1.26で水より重く、引火点は160℃で常温(20℃)での引火の危険性は低い。
- 火災の際には、二酸化炭素や粉末消火剤による消火、または霧状の水を用いた消火が有効である。
解答・解説
正解: 2
グリセリンは無色で甘みのある粘り気の強い液体で、水やエタノールに溶けますがベンゼンには溶けません。第3石油類の水溶性液体で引火点は160℃以上と高く、常温では引火の危険は低いです。蒸気は空気より重いです。
関連論点
第3石油類
【ポイント】
第3石油類は「引火点70℃以上200℃未満」の物質。引火点が高く常温での危険性は低いが加熱時は要注意。液比重が1より大きい物質が多い点と各物質の毒性・特徴が頻出。
【よく問われること】
・重油:引火点60〜150℃、硫黄分含む→燃焼で二酸化硫黄発生、液比重<1(水に浮く)
・グリセリン:引火点160℃以上、水溶性、無色・甘み・粘性大、ベンゼンには溶けない
・エチレングリコール:引火点111℃、水溶性、液比重1.11、不凍液として使用、毒性あり
・ニトロベンゼン:引火点88℃、非水溶性、液比重1.2、有毒、アーモンド臭
・アニリン:引火点70℃、非水溶性、液比重1.02、皮膚からも吸収、有毒
【数値・例外】
・非水溶性(重油等):指定数量2000L 水溶性(グリセリン等):4000L
・液比重>1(水より重い):ニトロベンゼン(1.2)・アニリン(1.02)・エチレングリコール(1.11)
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