危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.027
乙4 過去問 性質・消火 No.027 ― 第2石油類の水溶性液体であるアクリル酸の性状等に関する記述と…
問題文
第2石油類の水溶性液体であるアクリル酸の性状等に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 強い刺激臭を有する無色の液体である。
- 水によく溶け、火災の際には水溶性液体用泡消火剤が有効である。
- 酸化されやすく、空気中で酸化熱を蓄積して自然発火する危険があるため、冷暗所に保存する。
- 市販されているものは、発熱を伴う化学反応を防ぐために重合防止剤が添加されている。
- 腐食性があるため、皮膚に触れると炎症を起こすおそれがある。
解答・解説
正解: 3
アクリル酸は光や熱で重合反応(分子がつながって高分子になる反応)を起こしやすく、その際に大量の熱を発生させる危険があります。重合防止剤を入れて保存し、直射日光や高温を避けます。第2石油類の水溶性液体です。
関連論点
第2石油類
【ポイント】
第2石油類は「引火点21℃以上70℃未満」の物質。常温では比較的安全だが加熱・夏場は危険。灯油・軽油の数値と酢酸・アクリル酸などの水溶性物質の特徴が頻出。
【よく問われること】
・灯油:引火点40℃以上、発火点約220℃、無色〜淡黄色、非水溶性
・軽油:引火点45℃以上、発火点約210℃、淡黄色〜淡褐色、非水溶性
・酢酸:引火点39℃、水溶性、酢のにおい、液比重1.05、16.7℃以下で固化(氷酢酸)
・キシレン:引火点約25℃、非水溶性、o・m・pの3種の異性体
・クロロベンゼン:液比重1.1(水より重い)、発火点約638℃(非常に高い)
・アクリル酸:水溶性、光・熱で重合→重合禁止剤を添加して保存
【数値・例外】
・非水溶性(灯油・軽油等):指定数量1000L 水溶性(酢酸等):2000L
・灯油の発火点はガソリンより低いが、引火点はガソリンより高い(混同注意)
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