危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.028
乙4 過去問 性質・消火 No.028 ― 特殊引火物である酸化プロピレンの性状等に関する記述として誤…
問題文
特殊引火物である酸化プロピレンの性状等に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 無色透明の液体で、エーテルに似た臭気を有する。
- 引火点は-37℃であり、常温(20℃)で引火の危険性が高い。
- 冷却することにより容器内で重合反応が促進され、爆発の危険性が高まるため、高温を保って貯蔵する。
- 水、アルコール、ジエチルエーテルによく溶ける水溶性の液体である。
- 蒸気は空気より重く、液比重は1より小さいため水に浮く。
解答・解説
正解: 3
酸化プロピレンは酸や塩基が触媒になって激しい重合反応を起こし、発熱・爆発の危険があります。引火点は−37℃と極めて低く特殊引火物です。蒸気は空気より重く低所に滞留します。銅・銀・マグネシウムと反応して爆発性物質を生成するため、これらの容器は使えません。
関連論点
特殊引火物
【ポイント】
特殊引火物は「発火点100℃以下、または引火点−20℃以下かつ沸点40℃以下」の物質。代表4種の個別性質と保存方法の違いを正確に覚えることが核心。
【よく問われること】
・二硫化炭素:発火点90℃(第4類で最低)、引火点−30℃、非水溶性、液比重1.26、水没保存、燃焼で二酸化硫黄(有毒)発生
・ジエチルエーテル:引火点−45℃、燃焼範囲1.9〜48vol%(非常に広い)、日光で爆発性の過酸化物生成→冷暗所保存、麻酔性あり
・アセトアルデヒド:引火点−39℃、沸点20℃、水溶性、分解でメタン+一酸化炭素(CO₂は誤り)
・酸化プロピレン:引火点−37℃、水溶性、銅・銀・マグネシウム製容器は使用不可
【数値・例外】
・水没保存:二硫化炭素のみ(ジエチルエーテルは液比重0.71で水に浮く)
・水溶性:アセトアルデヒド・酸化プロピレン 非水溶性:二硫化炭素・ジエチルエーテル
・指定数量:一律50L
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