危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.047

乙4 過去問 性質・消火 No.047 ― 第3石油類の水溶性液体であるエチレングリコールとグリセリンの…

問題文

第3石油類の水溶性液体であるエチレングリコールとグリセリンの性状に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. どちらも水によく溶け、液比重は1より大きいため水より重い性質を持つ。
  2. どちらも引火点は常温(20℃)よりも高く、加熱しなければ引火の危険性は低い。
  3. どちらも無色無臭の液体であるが、グリセリンの方が粘度が非常に高い。
  4. グリセリンは自動車のエンジン冷却水(不凍液)として広く用いられ、エチレングリコールは吸湿性が強く甘味がある。
  5. グリセリンは水やエタノールには溶けるが、ベンゼンなどの有機溶剤には溶けない。

解答・解説

正解: 4

エチレングリコールは自動車の不凍液として使われる第3石油類の水溶性液体です。液比重は1.11で水より重く、引火点は111℃と高いため常温での引火危険性は低いです。毒性があります。

関連論点

第3石油類
【ポイント】 第3石油類は「引火点70℃以上200℃未満」の物質。引火点が高く常温での危険性は低いが加熱時は要注意。液比重が1より大きい物質が多い点と各物質の毒性・特徴が頻出。 【よく問われること】 ・重油:引火点60〜150℃、硫黄分含む→燃焼で二酸化硫黄発生、液比重<1(水に浮く) ・グリセリン:引火点160℃以上、水溶性、無色・甘み・粘性大、ベンゼンには溶けない ・エチレングリコール:引火点111℃、水溶性、液比重1.11、不凍液として使用、毒性あり ・ニトロベンゼン:引火点88℃、非水溶性、液比重1.2、有毒、アーモンド臭 ・アニリン:引火点70℃、非水溶性、液比重1.02、皮膚からも吸収、有毒 【数値・例外】 ・非水溶性(重油等):指定数量2000L 水溶性(グリセリン等):4000L ・液比重>1(水より重い):ニトロベンゼン(1.2)・アニリン(1.02)・エチレングリコール(1.11)

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