危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.049
乙4 過去問 性質・消火 No.049 ― 第1石油類の水溶性液体であるピリジンの性状に関する記述として…
問題文
第1石油類の水溶性液体であるピリジンの性状に関する記述として、正しいものはどれか。
選択肢
- 無色透明の液体であり、特有の悪臭(不快臭)を有している。
- 無色無臭の液体であり、水には任意の割合で溶け合う。
- 液比重は1より大きいため、水に沈む性質がある。
- 水には溶けるが、アルコールなどの有機溶剤にはほとんど溶けない。
- 引火点は-20℃であり、第1石油類の中で最も引火の危険性が高い。
解答・解説
正解: 1
ピリジンは第1石油類の水溶性液体で、引火点は20℃と常温で引火の危険があります。特有の不快な悪臭があります。水溶性なので火災には耐アルコール泡を使います。蒸気は空気より重いです。
関連論点
第1石油類
【ポイント】
第1石油類は「引火点21℃未満」の物質。代表物質の水溶性・非水溶性の区別と指定数量の違い、各物質の個別特徴を整理することが核心。非水溶性200L・水溶性400Lと覚える。
【よく問われること】
・ガソリン:引火点−40℃以下、発火点約300℃、燃焼範囲1.4〜7.6vol%、非水溶性、自動車用はオレンジ色着色、静電気が溜まりやすい
・ベンゼン:引火点−11℃、発がん性・造血機能障害(最も毒性が高い)、非水溶性
・トルエン:引火点4℃、ベンゼンより毒性低い、非水溶性(果実臭は酢酸エチル)
・アセトン:引火点−20℃、水溶性、耐アルコール泡が必要
・ピリジン:引火点20℃、水溶性、悪臭あり
【数値・例外】
・非水溶性(ガソリン・ベンゼン・トルエン等):指定数量200L
・水溶性(アセトン・ピリジン等):指定数量400L
・灯油の発火点(約220℃)はガソリン(約300℃)より低いが、引火点は逆
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