危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.054
乙4 過去問 性質・消火 No.054 ― 第1石油類であるガソリンの性状等に関する記述として誤ってい…
問題文
第1石油類であるガソリンの性状等に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 引火点は−40℃以下と極めて低く、常温(20℃)で引火する危険性が高い。
- 燃焼範囲はおおむね7.6〜14vol%であり、下限界の値が高いほど少量の可燃性蒸気で燃焼するため危険性が大きい。
- 自動車用ガソリンは、他の第1石油類と区別するためにオレンジ色系に着色されている。
- 発生する可燃性蒸気は空気より重く、低所のくぼみなどに滞留しやすい。
- 電気の不良導体であり、配管内を流動する際の摩擦によって静電気が発生しやすいため注意が必要である。
解答・解説
正解: 2
ガソリンの燃焼範囲は約1.4〜7.6vol%です。下限界(1.4%)が低いほど少量の蒸気で燃えるため危険です。引火点は−40℃以下で常温でも蒸気が出て危険です。自動車用ガソリンはオレンジ色に着色されています。
関連論点
第1石油類
【ポイント】
第1石油類は「引火点21℃未満」の物質。代表物質の水溶性・非水溶性の区別と指定数量の違い、各物質の個別特徴を整理することが核心。非水溶性200L・水溶性400Lと覚える。
【よく問われること】
・ガソリン:引火点−40℃以下、発火点約300℃、燃焼範囲1.4〜7.6vol%、非水溶性、自動車用はオレンジ色着色、静電気が溜まりやすい
・ベンゼン:引火点−11℃、発がん性・造血機能障害(最も毒性が高い)、非水溶性
・トルエン:引火点4℃、ベンゼンより毒性低い、非水溶性(果実臭は酢酸エチル)
・アセトン:引火点−20℃、水溶性、耐アルコール泡が必要
・ピリジン:引火点20℃、水溶性、悪臭あり
【数値・例外】
・非水溶性(ガソリン・ベンゼン・トルエン等):指定数量200L
・水溶性(アセトン・ピリジン等):指定数量400L
・灯油の発火点(約220℃)はガソリン(約300℃)より低いが、引火点は逆
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