危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.056

乙4 過去問 性質・消火 No.056 ― 第1類から第6類の危険物の消火方法に関する記述として誤って…

問題文

第1類から第6類の危険物の消火方法に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 第1類の危険物の多くは、大量の水による冷却消火が有効であるが、アルカリ金属の過酸化物には水を使用してはならない。
  2. 第2類の危険物のうち、鉄粉や金属粉の火災には、乾燥砂や膨張ひる石などを用いた窒息消火を行う。
  3. 第3類の禁水性物質の火災には、冷却効果を高めるために棒状の水を大量に放射して消火する。
  4. 第4類の危険物の火災には、泡、二酸化炭素、粉末、ハロゲン化物などの消火剤を用いた窒息消火や抑制消火が適している。
  5. 第5類の危険物は自己反応性物質であり、火災の初期段階では大量の水による冷却消火が有効である。

解答・解説

正解: 3

第3類の禁水性物質(カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウムなど)は水と激しく反応して水素ガスを発生し、発火します。消火には乾燥砂・膨張ひる石を使います。水・泡・強化液は絶対に使えません。

関連論点

全類危険物の性状比較
【ポイント】 第1〜6類の各危険物の「酸化性か可燃性か」「水との反応」「消火の禁止事項」を横断的に区別することが核心。第3類の禁水性と第5類の自己反応性の消火方法が特に頻出。 【よく問われること】 ・第1類(酸化性固体):自分は燃えないが他の燃焼を助ける ・第2類(可燃性固体):金属粉(鉄粉・マグネシウム)は水と反応して水素発生→消火に水は不可 ・第3類(自然発火性・禁水性):すべてが両方の性質を持つわけではない(黄りん=自然発火性のみ、リチウム=禁水性のみ) ・第5類(自己反応性):分子内に酸素と可燃分を含む→窒息消火は無効、大量注水が有効 ・第6類(酸化性液体):自分は燃えない、腐食性が強い 【数値・例外】 ・第3類の消火:水・泡は厳禁→乾燥砂・膨張ひる石 ・第5類への窒息消火は無効(分子内に酸素があるため)

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