危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.057
乙4 過去問 性質・消火 No.057 ― 第3石油類の非水溶性液体であるニトロベンゼンとアニリンの性状…
問題文
第3石油類の非水溶性液体であるニトロベンゼンとアニリンの性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- ニトロベンゼンは淡黄色の液体で、有毒であり、蒸気を吸入したり皮膚に触れたりすると中毒を起こす危険がある。
- アニリンは液比重が1.02であり水より軽いため、火災時には大量の水による冷却・希釈消火が有効である。
- どちらの物質も引火点が70℃以上200℃未満の範囲にあり、第3石油類に分類される。
- どちらの物質も水には溶けない性質を持つ。
- どちらの物質も蒸気は空気より重く、漏洩した場合は低所に滞留しやすい。
解答・解説
正解: 2
アニリンは液比重1.02で水より重く水に沈みます。第3石油類の非水溶性液体で引火点は70℃です。有毒で皮膚からも吸収されます。燃焼すると有毒な窒素酸化物を発生します。
関連論点
第3石油類
【ポイント】
第3石油類は「引火点70℃以上200℃未満」の物質。引火点が高く常温での危険性は低いが加熱時は要注意。液比重が1より大きい物質が多い点と各物質の毒性・特徴が頻出。
【よく問われること】
・重油:引火点60〜150℃、硫黄分含む→燃焼で二酸化硫黄発生、液比重<1(水に浮く)
・グリセリン:引火点160℃以上、水溶性、無色・甘み・粘性大、ベンゼンには溶けない
・エチレングリコール:引火点111℃、水溶性、液比重1.11、不凍液として使用、毒性あり
・ニトロベンゼン:引火点88℃、非水溶性、液比重1.2、有毒、アーモンド臭
・アニリン:引火点70℃、非水溶性、液比重1.02、皮膚からも吸収、有毒
【数値・例外】
・非水溶性(重油等):指定数量2000L 水溶性(グリセリン等):4000L
・液比重>1(水より重い):ニトロベンゼン(1.2)・アニリン(1.02)・エチレングリコール(1.11)
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