危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.067

乙4 過去問 性質・消火 No.067 ― 二酸化炭素消火剤の特性と消火方法の適否に関する記述として誤…

問題文

二酸化炭素消火剤の特性と消火方法の適否に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 二酸化炭素消火剤は、燃焼物周辺の空気中の酸素濃度を低下させる窒息効果により消火する。
  2. 第4類危険物の火災(油火災)や、電気絶縁性に優れているため電気設備の火災に対して適応性がある。
  3. 放射後に汚損を残さないため、精密機械や電気通信機器の火災の消火に適している。
  4. 高圧ガス容器から放射されるため、放射時の気化熱による自己冷却効果でドライアイス状の雪(スノー)になることがある。
  5. 二酸化炭素自体は人体に対して全く無害であるため、地下室などの密閉された空間で大量に放射しても窒息などの悪影響を及ぼすおそれはない。

解答・解説

正解: 5

二酸化炭素消火剤は密閉空間で使うと酸欠・窒息の危険があります。電気絶縁性があるため電気火災に有効ですが、精密機器への影響もあります。禁水性物質の火災にも使えます。消火後に残留物が残らないのも特徴です。

関連論点

消火方法の適否
【ポイント】 第4類危険物の火災への消火剤の選び方は「油か水溶性か」で決まる。油火災への棒状放水は絶対禁止、水溶性液体への通常の泡も無効。この2つの原則が頻出。 【よく問われること】 ・油火災に棒状の水は厳禁(油が飛び散り火災拡大) ・非水溶性(ガソリン・灯油等):通常の泡・粉末・二酸化炭素・ハロゲン化物が有効 ・水溶性(アセトン・メタノール等):通常の泡は無効→耐アルコール泡(水溶性液体用泡消火剤)が必要 ・二酸化炭素:密閉空間では酸欠の危険あり、抑制効果はなし(窒息+冷却のみ) ・ハロゲン化物:抑制効果(負触媒効果)が主、少量でも高い消火効果 【数値・例外】 ・泡消火剤の消火原理:窒息効果+冷却効果の両方 ・霧状の水は油火災にも冷却効果あり(棒状は不可)

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