危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.100

乙4 過去問 性質・消火 No.100 ― 第1類から第6類までの危険物の性状に関する総合的な記述として…

問題文

第1類から第6類までの危険物の性状に関する総合的な記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 第1類の危険物は、それ自体は燃焼しないが、加熱や衝撃などにより分解して酸素を放出し、他の可燃物の燃焼を助ける酸化性固体である。
  2. 第2類の危険物は着火しやすい可燃性の固体であり、酸化剤との接触や混合によって発火・爆発する危険性がある。
  3. 第3類の危険物は「自然発火性物質及び禁水性物質」であるが、すべての物質が両方の性質を兼ね備えているわけではなく、黄りんのように自然発火性のみを持つ物質も存在する。
  4. 第5類の危険物は、可燃性物質と酸素供給源の両方を分子内に含んでいるため、外部からの酸素の供給がなくても激しく燃焼する自己反応性物質である。
  5. 第6類の危険物は、第1類と同様に他の物質の燃焼を助ける酸化性の物質であるが、第1類と異なりそれ自体も容易に燃焼する可燃性の液体である。

解答・解説

正解: 5

第6類危険物(過酸化水素・硝酸など)は酸化性液体で自らは燃えませんが他の可燃物の燃焼を強く促進します。腐食性が強いため皮膚・目に触れると危険です。可燃物・有機物との接触を避け、容器は密栓して冷暗所保存します。

関連論点

全類危険物の性状比較
【ポイント】 第1〜6類の各危険物の「酸化性か可燃性か」「水との反応」「消火の禁止事項」を横断的に区別することが核心。第3類の禁水性と第5類の自己反応性の消火方法が特に頻出。 【よく問われること】 ・第1類(酸化性固体):自分は燃えないが他の燃焼を助ける ・第2類(可燃性固体):金属粉(鉄粉・マグネシウム)は水と反応して水素発生→消火に水は不可 ・第3類(自然発火性・禁水性):すべてが両方の性質を持つわけではない(黄りん=自然発火性のみ、リチウム=禁水性のみ) ・第5類(自己反応性):分子内に酸素と可燃分を含む→窒息消火は無効、大量注水が有効 ・第6類(酸化性液体):自分は燃えない、腐食性が強い 【数値・例外】 ・第3類の消火:水・泡は厳禁→乾燥砂・膨張ひる石 ・第5類への窒息消火は無効(分子内に酸素があるため)

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