危険物取扱者 乙種第4類 / 基礎物理化学 / 問題 No.054

乙4 過去問 基礎物理化学 No.054 ― 化学反応の反応速度に影響を与える因子に関する記述として誤っ…

問題文

化学反応の反応速度に影響を与える因子に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 固体の反応物の場合、細かく粉砕して表面積(空気との接触面積)を大きくすると、反応速度は大きくなる。
  2. 気体や溶液の反応において、反応する物質の濃度や圧力を高くすると、分子同士の衝突回数が増え、反応速度は大きくなる。
  3. 化学反応に必要な活性化エネルギーを小さくする働きを持つ正触媒を加えると、反応速度は大きくなる。
  4. 反応系の温度を低く保つことで、分子の熱運動が活発になり、反応速度は大きくなる。
  5. 反応速度を遅くする働きを持つ触媒を負触媒といい、反応の進行を抑えることができる。

解答・解説

正解: 4

化学反応の速度は温度が高いほど速くなります。一般に温度が10℃上がると反応速度は約2倍になるといわれています。触媒を使っても反応速度は速くなります。濃度が高いほど、表面積が大きいほど反応は速くなります。

関連論点

気体の法則・化学計算
【ポイント】 気体の法則は「絶対温度(K)を使う」が最大のポイント。化学反応式はモル比=体積比で考え、酸化還元・酸塩基・イオン化傾向の定義を正確に覚えることが核心。 【よく問われること】 ・ボイルの法則:温度一定で圧力×体積=一定(圧力2倍→体積半分) ・シャルルの法則:圧力一定で体積は絶対温度に比例 ・絶対温度(K)=℃+273(0℃=273K、100℃=373K) ・酸化=酸素を得る・電子を失う/還元はその逆 ・イオン化傾向が大きい金属ほど酸化されやすい(さびやすい) ・犠牲防食:鉄に亜鉛を接触させて鉄のさびを防ぐ ・中和反応:酸+塩基→水+塩(えん) 【数値・例外】 ・標準状態(0℃・1気圧)で気体1モル=22.4L ・プロパン完全燃焼:C₃H₈+5O₂→3CO₂+4H₂O ・水は4℃のとき密度が最大(氷が水に浮く理由) ・水の電気分解の体積比:水素:酸素=2:1

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