危険物取扱者 乙種第4類 / 基礎物理化学 / 問題 No.066
乙4 過去問 基礎物理化学 No.066 ― 静電気及び静電誘導に関する記述として誤っているものはどれか…
問題文
静電気及び静電誘導に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 絶縁された2つの異なる物質が摩擦などによって接触して離れる際に、電子の移動が起こり静電気が発生する。
- 導体に帯電体を近づけると、導体の帯電体に近い側の表面には帯電体と同種の電荷が現れ、遠い側の表面には帯電体と異種の電荷が現れる。
- 帯電体に分布している流れのない電気を静電気という。
- 物体間で電荷のやりとりがあっても、系全体の電気量の総和は変わらない。
- 物体の電荷の有無や種類を検出する装置として、箔検電器などがある。
解答・解説
正解: 2
帯電体を導体に近づけると静電誘導が起きて、近い側に逆の電荷、遠い側に同じ電荷が現れます。接地(アース)すると誘導された電荷が逃げて帯電を防げます。静電誘導は接触しなくても起きます。
関連論点
静電気・接地
【ポイント】
静電気は電気を通しにくい不良導体(絶縁体)ほど蓄積しやすい。ガソリン・灯油などの第4類危険物は不良導体のため静電気が溜まりやすく、放電火花が点火源になる。接地(アース)が最も基本的な対策。
【よく問われること】
・不良導体(絶縁体)ほど静電気が蓄積しやすい(良導体の金属ではなくガソリンや合成繊維が危険)
・静電気対策:接地(アース)・湿度を高く保つ・流速を遅くする・綿素材の作業服を着用
・静電誘導:帯電体を近づけると接触なしに電荷が誘起される
【数値・例外】
・合成繊維の作業服は静電気を蓄積しやすく危険→綿素材を使用
・湿度が低いと静電気が蓄積しやすい(湿度を上げることが有効な対策)
・配管内の流速を速くすると静電気発生が増加するため、流速を遅くすることが重要
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