危険物取扱者 乙種第4類 / 基礎物理化学 / 問題 No.069
乙4 過去問 基礎物理化学 No.069 ― 可燃物の種類とその燃焼形式の組合せについて次のA~Eのうち…
問題文
可燃物の種類とその燃焼形式の組合せについて、次のA~Eのうち正しいものはいくつあるか。 A. ガソリン ―― 蒸発燃焼 B. 木材 ―― 表面燃焼 C. 硫黄 ―― 分解燃焼 D. コークス ―― 表面燃焼 E. セルロイド ―― 内部燃焼(自己燃焼)
選択肢
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 5つ
解答・解説
正解: 3
木材・紙などは熱で分解して可燃性ガスが発生し、そのガスが燃える「分解燃焼」です。ガソリンなど液体は液面から蒸発した蒸気が燃える「蒸発燃焼」です。コークスなど固体の表面で直接燃えるのが「表面燃焼」です。
関連論点
燃焼の基礎と形式
【ポイント】
燃焼とは「熱と光を伴う急激な酸化反応」であり、可燃物・酸素供給源・点火源の三要素が同時に揃って初めて起きる。消火はこの三要素のどれかを取り除くことで実現する。
【よく問われること】
・燃焼は「酸化反応」(分解反応は誤り)
・燃焼範囲は「下限界が低いほど」「幅が広いほど」危険性が大きい
・燃焼形式の区別:液体=蒸発燃焼/木や紙=分解燃焼/コークス・木炭=表面燃焼/第5類=内部(自己)燃焼
・第5類は分子内に酸素を含むため外部の酸素なしに燃焼でき、窒息消火は無効
【数値・例外】
・ジエチルエーテルの燃焼範囲:1.9〜48vol%(幅が非常に広く危険)
・ガソリンの燃焼範囲:1.4〜7.6vol%
・不完全燃焼で発生するのは一酸化炭素(CO)/完全燃焼では二酸化炭素(CO₂)
・上限界が「高い」ほど燃焼範囲が広くなり危険(「上限界が高いと安全」は誤り)
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