危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.051
乙4 過去問 性質・消火 No.051 ― 第2石油類である酢酸の性状に関する記述として誤っているもの…
問題文
第2石油類である酢酸の性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 水やアルコールによく溶ける水溶性の液体であり、火災時には水溶性液体用泡消火剤が有効である。
- 強い腐食性を有しており、皮膚に触れると薬傷を起こすおそれがある。
- 純粋なものは氷酢酸と呼ばれ、沸点が16.7℃であるため常温(20℃)では気体として存在する。
- 酢のような強い刺激臭を有する無色の液体である。
- 液比重は1.05であり、第4類危険物としては例外的に水より重い(沈む)性質を持つ。
解答・解説
正解: 3
純度の高い酢酸(氷酢酸)は16.7℃以下で固体になります。この温度は融点(凝固点)です。沸点ではありません。冬場に固まることがあるため「氷酢酸」と呼ばれます。第2石油類の水溶性液体で引火点は39℃です。
関連論点
第2石油類
【ポイント】
第2石油類は「引火点21℃以上70℃未満」の物質。常温では比較的安全だが加熱・夏場は危険。灯油・軽油の数値と酢酸・アクリル酸などの水溶性物質の特徴が頻出。
【よく問われること】
・灯油:引火点40℃以上、発火点約220℃、無色〜淡黄色、非水溶性
・軽油:引火点45℃以上、発火点約210℃、淡黄色〜淡褐色、非水溶性
・酢酸:引火点39℃、水溶性、酢のにおい、液比重1.05、16.7℃以下で固化(氷酢酸)
・キシレン:引火点約25℃、非水溶性、o・m・pの3種の異性体
・クロロベンゼン:液比重1.1(水より重い)、発火点約638℃(非常に高い)
・アクリル酸:水溶性、光・熱で重合→重合禁止剤を添加して保存
【数値・例外】
・非水溶性(灯油・軽油等):指定数量1000L 水溶性(酢酸等):2000L
・灯油の発火点はガソリンより低いが、引火点はガソリンより高い(混同注意)
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