危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.052
乙4 過去問 性質・消火 No.052 ― 第2類の金属粉(鉄粉マグネシウム等)と第3類の禁水性物質の…
問題文
第2類の金属粉(鉄粉、マグネシウム等)と第3類の禁水性物質の一般的な性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 第2類の危険物は可燃性固体であり、そのうちの金属粉などは水と接触すると発熱する危険がある。
- 第3類の危険物は自然発火性物質及び禁水性物質であり、水と接触すると発火や可燃性ガスを発生する。
- 第2類の金属粉が水と接触した場合に発生する可燃性ガスの主成分は、第3類の禁水性物質であるカリウムやナトリウムが水と接触して発生するガスと同じ水素である。
- 第2類の金属粉も第3類の禁水性物質も、水と激しく反応して発火等の危険があるため、火災時の消火には乾燥砂や金属火災用の粉末消火剤等を用いる。
- 第2類の金属粉は水と接触して発熱や可燃性ガスを発生するため、法令上は第3類の「禁水性物質」として分類される。
解答・解説
正解: 5
第2類の金属粉(鉄粉・マグネシウム・亜鉛など)は水と接触すると水素ガスを発生し、その熱で発火する危険があります。そのため水系消火剤は絶対に使えません。消火には乾燥砂や膨張ひる石を使います。
関連論点
全類危険物の性状比較
【ポイント】
第1〜6類の各危険物の「酸化性か可燃性か」「水との反応」「消火の禁止事項」を横断的に区別することが核心。第3類の禁水性と第5類の自己反応性の消火方法が特に頻出。
【よく問われること】
・第1類(酸化性固体):自分は燃えないが他の燃焼を助ける
・第2類(可燃性固体):金属粉(鉄粉・マグネシウム)は水と反応して水素発生→消火に水は不可
・第3類(自然発火性・禁水性):すべてが両方の性質を持つわけではない(黄りん=自然発火性のみ、リチウム=禁水性のみ)
・第5類(自己反応性):分子内に酸素と可燃分を含む→窒息消火は無効、大量注水が有効
・第6類(酸化性液体):自分は燃えない、腐食性が強い
【数値・例外】
・第3類の消火:水・泡は厳禁→乾燥砂・膨張ひる石
・第5類への窒息消火は無効(分子内に酸素があるため)
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