危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.070
乙4 過去問 性質・消火 No.070 ― 第3石油類であるグリセリンの性状等に関する記述として誤って…
問題文
第3石油類であるグリセリンの性状等に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 無色無臭で甘味があり、粘り気の強い(粘稠な)液体である。
- 吸湿性が強く、医薬品、化粧品、食品添加物などに広く利用されている。
- 液比重は1.26であり、第4類危険物としては例外的に水より重い性質を持つ。
- 水やエタノールにはよく溶けるが、ベンゼンやジエチルエーテルなどの有機溶剤にも任意の割合で溶け合う。
- 引火点は160℃であり、常温(20℃)での引火の危険性は低い。
解答・解説
正解: 4
グリセリンは水やエタノールにはよく溶けますが、ベンゼンやジエチルエーテルなどの有機溶剤にはほとんど溶けません。第3石油類の水溶性液体で引火点は160℃以上と高く常温では危険性が低いです。甘みのある粘り気の強い液体です。
関連論点
第3石油類
【ポイント】
第3石油類は「引火点70℃以上200℃未満」の物質。引火点が高く常温での危険性は低いが加熱時は要注意。液比重が1より大きい物質が多い点と各物質の毒性・特徴が頻出。
【よく問われること】
・重油:引火点60〜150℃、硫黄分含む→燃焼で二酸化硫黄発生、液比重<1(水に浮く)
・グリセリン:引火点160℃以上、水溶性、無色・甘み・粘性大、ベンゼンには溶けない
・エチレングリコール:引火点111℃、水溶性、液比重1.11、不凍液として使用、毒性あり
・ニトロベンゼン:引火点88℃、非水溶性、液比重1.2、有毒、アーモンド臭
・アニリン:引火点70℃、非水溶性、液比重1.02、皮膚からも吸収、有毒
【数値・例外】
・非水溶性(重油等):指定数量2000L 水溶性(グリセリン等):4000L
・液比重>1(水より重い):ニトロベンゼン(1.2)・アニリン(1.02)・エチレングリコール(1.11)
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