危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.072

乙4 過去問 性質・消火 No.072 ― 第1類から第6類の危険物の一般的な性質及び保管方法の注意事項…

問題文

第1類から第6類の危険物の一般的な性質及び保管方法の注意事項として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 第1類の危険物は、それ自体は燃焼しないが、加熱、衝撃、摩擦などにより分解して酸素を放出し、他の可燃物の燃焼を助けるため、可燃物との接触・混合を避ける。
  2. 第2類の危険物は、着火しやすい可燃性の固体であり、炎や火花などの点火源や高温体との接近を避ける。
  3. 第3類の危険物のうち自然発火性物品は空気との接触を避け、禁水性物品は水との接触を厳禁とする。
  4. 第5類の危険物は、強酸化性の固体であり、加熱や衝撃により分解して酸素を放出し、他の可燃物の燃焼を助けるため、衝撃や摩擦を避ける。
  5. 第6類の危険物は、酸化性液体であり、可燃物との接触や混合、分解を促す物品との接近を避ける。

解答・解説

正解: 4

第5類危険物(自己反応性物質)は分子内に酸素と可燃分の両方を含むため外部の酸素なしに燃焼・爆発します。窒息消火は効果なく、大量の注水による冷却が有効です。加熱・衝撃・摩擦に敏感で非常に危険です。

関連論点

全類危険物の性状比較
【ポイント】 第1〜6類の各危険物の「酸化性か可燃性か」「水との反応」「消火の禁止事項」を横断的に区別することが核心。第3類の禁水性と第5類の自己反応性の消火方法が特に頻出。 【よく問われること】 ・第1類(酸化性固体):自分は燃えないが他の燃焼を助ける ・第2類(可燃性固体):金属粉(鉄粉・マグネシウム)は水と反応して水素発生→消火に水は不可 ・第3類(自然発火性・禁水性):すべてが両方の性質を持つわけではない(黄りん=自然発火性のみ、リチウム=禁水性のみ) ・第5類(自己反応性):分子内に酸素と可燃分を含む→窒息消火は無効、大量注水が有効 ・第6類(酸化性液体):自分は燃えない、腐食性が強い 【数値・例外】 ・第3類の消火:水・泡は厳禁→乾燥砂・膨張ひる石 ・第5類への窒息消火は無効(分子内に酸素があるため)

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