危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.073
乙4 過去問 性質・消火 No.073 ― 動植物油類のヨウ素価と乾性度の関係及び自然発火に関する記述と…
問題文
動植物油類のヨウ素価と乾性度の関係及び自然発火に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 動植物油類は、油100gに吸収されるハロゲン(ヨウ素)のグラム数である「ヨウ素価」の大きさによって分類される。
- ヨウ素価が100〜130の油を乾性油といい、アマニ油や桐油などがこれに該当し、自然発火の危険性が最も高い。
- ヨウ素価が100以下の油を不乾性油といい、オリーブ油などが該当し、空気中で酸化されにくいため自然発火しにくい。
- ヨウ素価が大きい油ほど不飽和脂肪酸を多く含み、空気中で酸化される際に酸化熱を発生しやすい。
- 乾性油が染み込んだ布や紙くずなどを山積みにすると、放熱されずに酸化熱が蓄積されて発火点に達し、自然発火するおそれがある。
解答・解説
正解: 2
乾性油(ヨウ素価130以上:亜麻仁油・桐油など)は酸化されやすく自然発火の危険があります。布に染み込んで空気に触れる面積が大きい状態が最も危険です。使用後の油のついたウエスは広げて保管するか、水に浸けて処分します。
関連論点
動植物油類
【ポイント】
動植物油類は「動植物の油脂で引火点250℃未満」の物質。最大の出題ポイントは「ヨウ素価と自然発火の関係」。ヨウ素価が大きいほど不飽和脂肪酸が多く酸化されやすく、布に染み込むと自然発火する危険がある。
【よく問われること】
・乾性油(ヨウ素価130以上):亜麻仁油・桐油→自然発火の危険あり
・半乾性油(ヨウ素価100〜130):綿実油・ゴマ油・大豆油
・不乾性油(ヨウ素価100以下):オリーブ油・椿油・ヤシ油→自然発火しにくい
・布に染み込んだ乾性油が空気に触れ→酸化熱が蓄積→自然発火
・使用後の油のついたウエスを山積みにするのが最も危険
【数値・例外】
・指定数量:10000L(第4類で最大)
・乾性油の判定ライン:ヨウ素価130以上
・不乾性油の判定ライン:ヨウ素価100以下
・ウエスの自然発火防止策:広げて保管、または水に浸けて処分
ヨウ素価と自然発火
【ポイント】
動植物油類の自然発火はヨウ素価(不飽和脂肪酸の量の指標)が大きいほど起きやすい。「ヨウ素価130以上=乾性油=自然発火の危険あり」を基準に覚え、具体的な油の分類と発火メカニズムをセットで押さえる。
【よく問われること】
・乾性油(ヨウ素価130以上):亜麻仁油・桐油→酸化されやすく自然発火の危険大
・半乾性油(ヨウ素価100〜130):綿実油・ゴマ油・大豆油
・不乾性油(ヨウ素価100以下):オリーブ油・椿油・ヤシ油→自然発火しにくい
・自然発火のメカニズム:乾性油が布に染み込む→空気に触れる面積が大きい→酸化熱が蓄積→発火点に達して発火
・熱が逃げにくい状態(山積み・密閉)ほど危険
【数値・例外】
・ヨウ素価のボーダー:130以上が乾性油、100以下が不乾性油
・ウエスの保管:広げて置く、または水に浸けて処分(丸めた山積みは厳禁)
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