危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.078
乙4 過去問 性質・消火 No.078 ― 第3石油類である重油の性状や火災に関する記述として誤ってい…
問題文
第3石油類である重油の性状や火災に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 褐色または暗褐色の粘稠な液体であり、水には溶けない性質を持つ。
- 引火点は70℃以上であるため、常温(20℃)では引火しにくい。
- 液比重は一般に1より小さいため水に浮き、発生する蒸気は空気より重い。
- 主成分は炭化水素であるが、不純物として硫黄分を含有しているため、燃焼すると有毒な一酸化炭素ガスのみを発生する。
- いったん燃え始めると液温が非常に高くなり、水系の消火剤を棒状に放射すると油が飛散して消火が困難になる場合がある。
解答・解説
正解: 4
重油は硫黄分を含むため燃焼すると有毒な亜硫酸ガス(二酸化硫黄SO₂)が発生します。大気汚染の原因にもなります。重油は第3石油類で引火点60〜150℃、液比重は1より小さいです。
関連論点
第3石油類
【ポイント】
第3石油類は「引火点70℃以上200℃未満」の物質。引火点が高く常温での危険性は低いが加熱時は要注意。液比重が1より大きい物質が多い点と各物質の毒性・特徴が頻出。
【よく問われること】
・重油:引火点60〜150℃、硫黄分含む→燃焼で二酸化硫黄発生、液比重<1(水に浮く)
・グリセリン:引火点160℃以上、水溶性、無色・甘み・粘性大、ベンゼンには溶けない
・エチレングリコール:引火点111℃、水溶性、液比重1.11、不凍液として使用、毒性あり
・ニトロベンゼン:引火点88℃、非水溶性、液比重1.2、有毒、アーモンド臭
・アニリン:引火点70℃、非水溶性、液比重1.02、皮膚からも吸収、有毒
【数値・例外】
・非水溶性(重油等):指定数量2000L 水溶性(グリセリン等):4000L
・液比重>1(水より重い):ニトロベンゼン(1.2)・アニリン(1.02)・エチレングリコール(1.11)
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