危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.079

乙4 過去問 性質・消火 No.079 ― 第2石油類の水溶性液体であるアクリル酸の性状等に関する記述と…

問題文

第2石油類の水溶性液体であるアクリル酸の性状等に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 刺激臭を有する無色の液体であり、蒸気は空気より重い。
  2. 液比重は1.05であり、第4類危険物としては例外的に水より重い(沈む)性質を持つ。
  3. 重合しやすく重合熱が大きいが、それによる発火や爆発の危険はないため、市販のものは重合防止剤を添加せずに貯蔵する。
  4. 蒸気を吸入すると気管支などを傷めるおそれがあり、液体に触れると皮膚に炎症を起こす。
  5. 水やアルコールによく溶け、火災時には水溶性液体用泡消火剤による消火が有効である。

解答・解説

正解: 3

アクリル酸は光や熱で重合反応を起こしやすく、重合熱が蓄積すると爆発の危険があります。重合防止剤(禁止剤)を加えて保存します。第2石油類の水溶性液体で引火点は50〜51℃です。

関連論点

第2石油類
【ポイント】 第2石油類は「引火点21℃以上70℃未満」の物質。常温では比較的安全だが加熱・夏場は危険。灯油・軽油の数値と酢酸・アクリル酸などの水溶性物質の特徴が頻出。 【よく問われること】 ・灯油:引火点40℃以上、発火点約220℃、無色〜淡黄色、非水溶性 ・軽油:引火点45℃以上、発火点約210℃、淡黄色〜淡褐色、非水溶性 ・酢酸:引火点39℃、水溶性、酢のにおい、液比重1.05、16.7℃以下で固化(氷酢酸) ・キシレン:引火点約25℃、非水溶性、o・m・pの3種の異性体 ・クロロベンゼン:液比重1.1(水より重い)、発火点約638℃(非常に高い) ・アクリル酸:水溶性、光・熱で重合→重合禁止剤を添加して保存 【数値・例外】 ・非水溶性(灯油・軽油等):指定数量1000L 水溶性(酢酸等):2000L ・灯油の発火点はガソリンより低いが、引火点はガソリンより高い(混同注意)

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