危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.080

乙4 過去問 性質・消火 No.080 ― 第1石油類であるトルエンと酢酸エチルの性状に関する記述として…

問題文

第1石油類であるトルエンと酢酸エチルの性状に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. どちらも第1石油類の非水溶性液体であり、液比重は1より小さく水に浮く。
  2. どちらも引火点は常温(20℃)未満であり、常温において引火の危険性が高い。
  3. 発生する可燃性蒸気は、どちらも空気より重く低所に滞留しやすい。
  4. トルエンは特有の果実臭を有する液体であり、酢酸エチルは塗料などの溶剤として広く用いられる芳香族炭化水素である。
  5. どちらも電気の不良導体であり、配管内を流動する際などに静電気が発生・蓄積しやすいため注意が必要である。

解答・解説

正解: 4

果実臭があるのは酢酸エチルです。トルエンは塗料や接着剤の溶剤として使われ、特有のにおいがあります。どちらも第1石油類の非水溶性液体で引火点は低いです。ベンゼンより毒性は低いですが取り扱いに注意が必要です。

関連論点

第1石油類
【ポイント】 第1石油類は「引火点21℃未満」の物質。代表物質の水溶性・非水溶性の区別と指定数量の違い、各物質の個別特徴を整理することが核心。非水溶性200L・水溶性400Lと覚える。 【よく問われること】 ・ガソリン:引火点−40℃以下、発火点約300℃、燃焼範囲1.4〜7.6vol%、非水溶性、自動車用はオレンジ色着色、静電気が溜まりやすい ・ベンゼン:引火点−11℃、発がん性・造血機能障害(最も毒性が高い)、非水溶性 ・トルエン:引火点4℃、ベンゼンより毒性低い、非水溶性(果実臭は酢酸エチル) ・アセトン:引火点−20℃、水溶性、耐アルコール泡が必要 ・ピリジン:引火点20℃、水溶性、悪臭あり 【数値・例外】 ・非水溶性(ガソリン・ベンゼン・トルエン等):指定数量200L ・水溶性(アセトン・ピリジン等):指定数量400L ・灯油の発火点(約220℃)はガソリン(約300℃)より低いが、引火点は逆

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