危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.082

乙4 過去問 性質・消火 No.082 ― 水と接触することで危険性が増大する危険物の一般的な性状に関す…

問題文

水と接触することで危険性が増大する危険物の一般的な性状に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 第1類の危険物のうち、アルカリ金属の過酸化物は水と接触すると発熱し酸素を発生するため、消火には乾燥砂などを用いる。
  2. 第2類の危険物である鉄粉や金属粉などは、水と接触すると水素ガスを発生して発熱する危険性がある。
  3. 第2類の金属粉は、水と接触して可燃性ガスを発生する性質(禁水性)を持つため、消防法上の性質分類に従い、第3類の「自然発火性物質及び禁水性物質」に属する。
  4. 第3類の危険物であるカリウムやナトリウムは、水と激しく反応して水素ガスを発生するため、灯油や軽油などの保護液中に保存する。
  5. 第4類の危険物の多くは水に溶けず水より軽いため、火災時に棒状の水を放射すると、危険物が水面に浮いて火災を拡大させるおそれがある。

解答・解説

正解: 3

第2類の金属粉(鉄粉・マグネシウムなど)は水と反応して水素ガスを発生し発熱します。水素ガスに引火して爆発の危険があります。消火には乾燥砂・膨張ひる石を使います。水・泡・強化液は絶対に使えません。

関連論点

全類危険物の性状比較
【ポイント】 第1〜6類の各危険物の「酸化性か可燃性か」「水との反応」「消火の禁止事項」を横断的に区別することが核心。第3類の禁水性と第5類の自己反応性の消火方法が特に頻出。 【よく問われること】 ・第1類(酸化性固体):自分は燃えないが他の燃焼を助ける ・第2類(可燃性固体):金属粉(鉄粉・マグネシウム)は水と反応して水素発生→消火に水は不可 ・第3類(自然発火性・禁水性):すべてが両方の性質を持つわけではない(黄りん=自然発火性のみ、リチウム=禁水性のみ) ・第5類(自己反応性):分子内に酸素と可燃分を含む→窒息消火は無効、大量注水が有効 ・第6類(酸化性液体):自分は燃えない、腐食性が強い 【数値・例外】 ・第3類の消火:水・泡は厳禁→乾燥砂・膨張ひる石 ・第5類への窒息消火は無効(分子内に酸素があるため)

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