危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.083
乙4 過去問 性質・消火 No.083 ― 第1石油類であるガソリンアセトンベンゼンの性状等の比較に…
問題文
第1石油類であるガソリン、アセトン、ベンゼンの性状等の比較に関する記述として、正しいものはどれか。
選択肢
- アセトンは引火点が約-20℃と第1石油類の中で最も低いため、ガソリンやベンゼンよりも引火の危険性が高い。
- ガソリンとベンゼンは非水溶性であり指定数量は200Lであるが、アセトンは水溶性であり指定数量は400Lである。
- ガソリンの引火点は-40℃以下であるが、ベンゼンの引火点は約21℃であり、常温(20℃)では引火の危険性が低い。
- 3物質とも水には溶けない性質を持つため、火災の際には通常の泡消火剤を使用することが効果的である。
- アセトンの指定数量は、水に溶けやすく消火が困難であるため、非水溶性のガソリンよりも厳しい100Lに定められている。
解答・解説
正解: 2
ガソリン・ベンゼンは非水溶性の第1石油類で指定数量200L、アセトンは水溶性の第1石油類で指定数量400Lです。水溶性かどうかで指定数量が2倍違います。アルコール類も400Lです。
関連論点
第1石油類
【ポイント】
第1石油類は「引火点21℃未満」の物質。代表物質の水溶性・非水溶性の区別と指定数量の違い、各物質の個別特徴を整理することが核心。非水溶性200L・水溶性400Lと覚える。
【よく問われること】
・ガソリン:引火点−40℃以下、発火点約300℃、燃焼範囲1.4〜7.6vol%、非水溶性、自動車用はオレンジ色着色、静電気が溜まりやすい
・ベンゼン:引火点−11℃、発がん性・造血機能障害(最も毒性が高い)、非水溶性
・トルエン:引火点4℃、ベンゼンより毒性低い、非水溶性(果実臭は酢酸エチル)
・アセトン:引火点−20℃、水溶性、耐アルコール泡が必要
・ピリジン:引火点20℃、水溶性、悪臭あり
【数値・例外】
・非水溶性(ガソリン・ベンゼン・トルエン等):指定数量200L
・水溶性(アセトン・ピリジン等):指定数量400L
・灯油の発火点(約220℃)はガソリン(約300℃)より低いが、引火点は逆
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