危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.084

乙4 過去問 性質・消火 No.084 ― 第4類危険物の火災に対する各種消火剤の消火効果と適否に関する…

問題文

第4類危険物の火災に対する各種消火剤の消火効果と適否に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 泡消火剤は、燃焼物の液面を泡で覆うことによる窒息効果と、泡に含まれる水分による冷却効果により消火する。
  2. 二酸化炭素消火剤は、燃焼物周辺の空気中の酸素濃度を低下させる窒息効果を主たる消火原理とし、油火災や電気火災に適応する。
  3. 粉末消火剤のうち、リン酸塩類を主成分とするものは普通火災・油火災・電気火災のすべてに適応し、抑制効果と窒息効果により消火する。
  4. ハロゲン化物消火剤は、不燃性のガスで燃焼物を覆うことによる窒息効果を主たる消火原理としており、燃焼の連鎖反応を断ち切る抑制効果は有していない。
  5. 水による消火は、水の持つ大きな比熱と気化熱による冷却効果を利用するものであるが、第4類危険物に対しては棒状注水は厳禁である。

解答・解説

正解: 4

ハロゲン化物消火剤の主な消火原理は燃焼の連鎖反応を化学的に断ち切る抑制効果(負触媒効果)です。少量でも高い消火効果があります。ただしオゾン層破壊の問題から現在は使用が制限されています。

関連論点

消火方法の適否
【ポイント】 第4類危険物の火災への消火剤の選び方は「油か水溶性か」で決まる。油火災への棒状放水は絶対禁止、水溶性液体への通常の泡も無効。この2つの原則が頻出。 【よく問われること】 ・油火災に棒状の水は厳禁(油が飛び散り火災拡大) ・非水溶性(ガソリン・灯油等):通常の泡・粉末・二酸化炭素・ハロゲン化物が有効 ・水溶性(アセトン・メタノール等):通常の泡は無効→耐アルコール泡(水溶性液体用泡消火剤)が必要 ・二酸化炭素:密閉空間では酸欠の危険あり、抑制効果はなし(窒息+冷却のみ) ・ハロゲン化物:抑制効果(負触媒効果)が主、少量でも高い消火効果 【数値・例外】 ・泡消火剤の消火原理:窒息効果+冷却効果の両方 ・霧状の水は油火災にも冷却効果あり(棒状は不可)

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