危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.089

乙4 過去問 性質・消火 No.089 ― 第2石油類であるクロロベンゼンの性状に関する記述として誤っ…

問題文

第2石油類であるクロロベンゼンの性状に関する記述として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 無色透明の液体であり、蒸気は有毒である。
  2. 第4類危険物の多くは水より軽いが、クロロベンゼンは液比重が1.11であり水に沈む性質を持つ。
  3. 引火点は28℃であり、常温(20℃)では引火しないが、わずかな加熱で引火するおそれがある。
  4. 水には溶けない非水溶性の液体であるが、アルコールなどの有機溶剤にはよく溶ける。
  5. 発火点は約638℃であり、第4類危険物の中で発火点が極めて低いため、常温でも自然発火の危険性が高い。

解答・解説

正解: 5

クロロベンゼンの発火点は約638℃と第4類危険物の中で非常に高いです。発火点が高いということは自然発火しにくいということです。ただし引火点は約28℃と低いため、常温での引火の危険性は高いです。

関連論点

第2石油類
【ポイント】 第2石油類は「引火点21℃以上70℃未満」の物質。常温では比較的安全だが加熱・夏場は危険。灯油・軽油の数値と酢酸・アクリル酸などの水溶性物質の特徴が頻出。 【よく問われること】 ・灯油:引火点40℃以上、発火点約220℃、無色〜淡黄色、非水溶性 ・軽油:引火点45℃以上、発火点約210℃、淡黄色〜淡褐色、非水溶性 ・酢酸:引火点39℃、水溶性、酢のにおい、液比重1.05、16.7℃以下で固化(氷酢酸) ・キシレン:引火点約25℃、非水溶性、o・m・pの3種の異性体 ・クロロベンゼン:液比重1.1(水より重い)、発火点約638℃(非常に高い) ・アクリル酸:水溶性、光・熱で重合→重合禁止剤を添加して保存 【数値・例外】 ・非水溶性(灯油・軽油等):指定数量1000L 水溶性(酢酸等):2000L ・灯油の発火点はガソリンより低いが、引火点はガソリンより高い(混同注意)

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