危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.090
乙4 過去問 性質・消火 No.090 ― アルコール類であるメタノールの性状に関する記述として誤って…
問題文
アルコール類であるメタノールの性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 示性式はCH3OHで表され、水や他の有機溶剤と任意の割合で混ざり合う水溶性の液体である。
- 強い毒性を有しており、蒸気の吸入や誤飲により視力障害(失明)等の中毒を起こす危険がある。
- 燃焼したときの炎は淡青色で見えにくいため、昼間は火災の発見が遅れるおそれがある。
- 酸化すると有毒なアセトアルデヒドになり、さらに酸化すると酢酸になる性質を持つ。
- 蒸気比重は約1.1であり、空気とほぼ同程度(空気よりやや重い)である。
解答・解説
正解: 4
メタノールが酸化するとホルムアルデヒドになり、さらに酸化するとギ酸になります。エタノールが酸化するとアセトアルデヒドになり、さらに酸化すると酢酸になります。メタノール→ホルムアルデヒド、エタノール→アセトアルデヒドを覚えましょう。
関連論点
アルコール類
【ポイント】
アルコール類は「炭素数1〜3の飽和一価アルコール」で、すべて水溶性のため通常の泡消火剤は使えない。耐アルコール泡(水溶性液体用泡消火剤)が必須。メタノールの毒性とエタノールとの混同が頻出。
【よく問われること】
・メタノール:引火点11℃、強毒性(失明・死亡)、酸化するとホルムアルデヒド→ギ酸
・エタノール:引火点13℃、酸化するとアセトアルデヒド→酢酸
・2-プロパノール(イソプロパノール):引火点12℃、消毒用アルコールとして使用
・すべて水溶性→通常の泡は使えない、耐アルコール泡を使用
・二酸化炭素・粉末・ハロゲン化物消火剤も使用可
【数値・例外】
・指定数量:400L(第1石油類水溶性と同じ)
・メタノールが酸化→ホルムアルデヒド、エタノールが酸化→アセトアルデヒド(逆は誤り)
・炭素数4以上のアルコールはアルコール類に分類されない(例:ブタノールは第2石油類)
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