危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.091
乙4 過去問 性質・消火 No.091 ― アルコール類(メタノールエタノール等)の総合的な性状及び消…
問題文
アルコール類(メタノール、エタノール等)の総合的な性状及び消火方法に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- メタノールの示性式はCH3OHであり、酸化すると有毒なホルムアルデヒドを生成する。
- エタノールの示性式はC2H5OHであり、酸化するとアセトアルデヒドを生成する。
- メタノールは強い毒性を有しており、蒸気の吸入や誤飲により視力障害(失明)等を起こす危険がある。
- アルコール類の燃焼時の炎は淡青色で見えにくいため、昼間は火災の発見が遅れるおそれがある。
- アルコール類は水と任意の割合で混ざり合うため、火災時には大量の水による希釈消火か、通常の泡消火剤による窒息消火が最も適している。
解答・解説
正解: 5
アルコール類は水溶性なので通常の泡消火剤を使うと泡が溶けて消えてしまいます。必ず耐アルコール泡(水溶性液体用泡消火剤)を使います。二酸化炭素・粉末・ハロゲン化物消火剤も使えます。
関連論点
アルコール類
【ポイント】
アルコール類は「炭素数1〜3の飽和一価アルコール」で、すべて水溶性のため通常の泡消火剤は使えない。耐アルコール泡(水溶性液体用泡消火剤)が必須。メタノールの毒性とエタノールとの混同が頻出。
【よく問われること】
・メタノール:引火点11℃、強毒性(失明・死亡)、酸化するとホルムアルデヒド→ギ酸
・エタノール:引火点13℃、酸化するとアセトアルデヒド→酢酸
・2-プロパノール(イソプロパノール):引火点12℃、消毒用アルコールとして使用
・すべて水溶性→通常の泡は使えない、耐アルコール泡を使用
・二酸化炭素・粉末・ハロゲン化物消火剤も使用可
【数値・例外】
・指定数量:400L(第1石油類水溶性と同じ)
・メタノールが酸化→ホルムアルデヒド、エタノールが酸化→アセトアルデヒド(逆は誤り)
・炭素数4以上のアルコールはアルコール類に分類されない(例:ブタノールは第2石油類)
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