危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.092
乙4 過去問 性質・消火 No.092 ― 第1石油類に属するガソリンベンゼントルエン酢酸エチル…
問題文
第1石油類に属するガソリン、ベンゼン、トルエン、酢酸エチル、アセトンの性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- ガソリンは引火点が-40℃以下と極めて低く、燃焼範囲はおおむね1.4〜7.6vol%であり引火の危険性が高い。
- アセトンは水と任意の割合で混ざり合う水溶性の液体であり、指定数量は400Lに定められている。
- ベンゼンは特有の芳香を有する無色透明の液体であるが、蒸気は有毒であるため吸入を避ける必要がある。
- トルエンは芳香族炭化水素であり、特有の果実臭を有し、塗料などの溶剤として広く用いられている。
- これら5つの物質はすべて引火点が21℃未満であり、常温(20℃)において可燃性蒸気を発生する。
解答・解説
正解: 4
果実臭があるのは酢酸エチルです。トルエンは芳香族の特有のにおいがする塗料の溶剤です。どちらも第1石油類の非水溶性液体で引火点が低いです。酢酸エチルの引火点は−4℃、トルエンは4℃です。
関連論点
第1石油類
【ポイント】
第1石油類は「引火点21℃未満」の物質。代表物質の水溶性・非水溶性の区別と指定数量の違い、各物質の個別特徴を整理することが核心。非水溶性200L・水溶性400Lと覚える。
【よく問われること】
・ガソリン:引火点−40℃以下、発火点約300℃、燃焼範囲1.4〜7.6vol%、非水溶性、自動車用はオレンジ色着色、静電気が溜まりやすい
・ベンゼン:引火点−11℃、発がん性・造血機能障害(最も毒性が高い)、非水溶性
・トルエン:引火点4℃、ベンゼンより毒性低い、非水溶性(果実臭は酢酸エチル)
・アセトン:引火点−20℃、水溶性、耐アルコール泡が必要
・ピリジン:引火点20℃、水溶性、悪臭あり
【数値・例外】
・非水溶性(ガソリン・ベンゼン・トルエン等):指定数量200L
・水溶性(アセトン・ピリジン等):指定数量400L
・灯油の発火点(約220℃)はガソリン(約300℃)より低いが、引火点は逆
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