危険物取扱者 乙種第4類 / 性質・消火 / 問題 No.098
乙4 過去問 性質・消火 No.098 ― 第2石油類に分類される灯油酢酸キシレンの性状の比較として…
問題文
第2石油類に分類される灯油、酢酸、キシレンの性状の比較として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 灯油は無色または淡黄色の非水溶性液体であり、家庭用暖房燃料などに用いられる。
- 酢酸は水溶性の液体であり、純度の高いものは氷酢酸と呼ばれ、冬季などに凍結(凝固)することがある。
- キシレンは非水溶性の液体であり、3つの異性体が存在するが、試験上は第2石油類として扱われる。
- これら3物質の引火点はいずれも21℃以上70℃未満の範囲にあり、常温(20℃)での引火の危険性は比較的低い。
- 灯油とキシレンは液比重が1より小さく水に浮くが、酢酸は液比重が1.05であり水より重いため、発火点もガソリン(約300℃)より高い。
解答・解説
正解: 5
酢酸の比重(1.05)が水より重いのは正しいです。灯油の発火点(約220℃)はガソリンの発火点(約300℃)より低いです。ただし引火点は灯油(40℃以上)の方がガソリン(−40℃以下)より高く、常温での危険性はガソリンの方が高いです。
関連論点
第2石油類
【ポイント】
第2石油類は「引火点21℃以上70℃未満」の物質。常温では比較的安全だが加熱・夏場は危険。灯油・軽油の数値と酢酸・アクリル酸などの水溶性物質の特徴が頻出。
【よく問われること】
・灯油:引火点40℃以上、発火点約220℃、無色〜淡黄色、非水溶性
・軽油:引火点45℃以上、発火点約210℃、淡黄色〜淡褐色、非水溶性
・酢酸:引火点39℃、水溶性、酢のにおい、液比重1.05、16.7℃以下で固化(氷酢酸)
・キシレン:引火点約25℃、非水溶性、o・m・pの3種の異性体
・クロロベンゼン:液比重1.1(水より重い)、発火点約638℃(非常に高い)
・アクリル酸:水溶性、光・熱で重合→重合禁止剤を添加して保存
【数値・例外】
・非水溶性(灯油・軽油等):指定数量1000L 水溶性(酢酸等):2000L
・灯油の発火点はガソリンより低いが、引火点はガソリンより高い(混同注意)
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